2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あざとさに対する感度

世間では「あざとい」といって何かを厭わしい目で見るような場合がある。僕にはその意味がわからない。やりすぎとかドヤ感とか狙いすぎとか衒ってるとか、そういう負のニュアンスの綜合だということはわかるんだけど、あざとくてなにがいけない?と思ってし…

口偏に虚しい

嘘だったら何を言ってもかまわないと思っている節がある。逆に、嘘じゃないとしたら言っていいことは限られると思っている。ぼくはどんなことでも言いたい願望を持っており、嘘じゃないことを言うときの言う/言わないの取捨選択が負担になることを知ってい…

登場の方法

どんな登場の仕方をするか。 それは現代人にとって極めて重要な問題です。 何かの場に現れるとき、姿を見せる瞬間、それがその会見全体の出来不出来を大きく左右する。 登場がバッチリ決まっていながら全体の印象がイマイチに終わるということはまずないし…

青の時代

「青の時代」という言葉がある。ピカソの画風を時期によって峻別するとき、ピカソみずから「こっからここまで青の時代な」と言ったらしい。ピカソの絵はあんまり知らないけど「青の時代」という言葉は言い得て妙だと感心した。たしかに人間誰しもそういう時…

音楽のこと

最近、ゆらゆら帝国ばっかり聴いている。 ゆらゆら帝国 / 発光体 - YouTube 僕は自分で思ってるよりも音楽が好きなんだということを最近知った。 移動の時間には必ずといっていいほど耳にイヤホンをさしているし、部屋でも音楽を聴いてないとき以外はいつも…

バードマンの話

このまえ見たバードマンという映画がとっても面白かったので、バードマンという映画の話をする。 バードマンという映画は、バードマンというハリウッドスーパーヒーローに変身するイケてるおじさんが、時の流れによってヨボヨボではないけどおじいさんの入…

愛・笑い・異常

「パンチドランク・ラブ」という奇妙なラブコメ映画を見た。僕はラブコメではあまり笑えない性質というか、ぶっちゃけ何が面白くて「ラブ・コメディ」というジャンルが成立しているのかもよくわかっていない。笑いたいのかロマンスを見たいのかどっちなんだ…

玉虫色のモチベーション

最近、動機不純ということについて考えている。 正しい動機、清く正しく美しくという動機がある一方で、人に言っても通用しないような動機がある。だが、動機がなんであれ結果が良きものになればそれでかまわない。結果良ければすべて良しである。そもそも動…

愚にもつかないことをつい口にしてしまい後になってそのことを思い出して落ち込むという嘘

愚にもつかないことをつい口にしてしまい後になってそのことを思い出して落ち込むということはないだろうか。 ある。 僕の口癖に「なるほどね」というのがある。相槌を打つときに、あまり気がない場合、ついつい「なるほどね」と言ってしまう。気がないとは…