2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「おそ松さん」というテレビアニメをシェーして見ている

「おそ松さん」というアニメも面白い。もとの原作はアニメの「おそ松くん」ということになるだろうか。おそ松くんを始めとする松野家の六つ子が成長し大人になり、「身体は大人、頭脳は子供」とでも言うべき有様で変わらない日常を過ごすというのが物語の世…

「すべてがFになる」というテレビアニメを見ている

「すべてがFになる」というアニメが面白い。 もとの原作が面白いのだろうと思うが、アニメになってより面白くなっているような気がする。演出が冴えている。 話の面白さで勝負するのではなく、演出の冴えで魅せよう、原作を越えようという野望を感じさせるア…

短く話すことが出来ない

短く話すことができない。あー。とか、おー。とか言うのはできる。恋愛について話せとマイクを渡されても、なにがしかのことを一曲分ぐらい話したりできる。でもその間の「ちょうどいいサイズ」の発言がどうにも苦手だ。どこかにそういうのツマランという意…

理想のタイプは清水さん

理想のタイプは?という質問は多い。誰しも口を開けば二言目にはこの質問だ。僕はその都度、相手に合わせた回答を拵えようとして常に失敗をしてきた。相手に気を遣った結果相手を困らせることになるという悲喜劇はもう懲り懲りだ。理想のタイプは?という質…

3ない1ある

正しさを美しさと混同しない。 しようがないと思う瞬間に一番強く思っているのはしようがなくなんかないということなんだけど、そんな思いにもかかわらず状況はどうしようもないからこそしようがないと思っているわけで、そうすると口に出すのはしようがな…

ホームレス小説「ニッチを探して」を読んで

島田雅彦の「ニッチを探して」はホームレス体験小説である。 現代の東京を舞台にこれほど異世界的かつリアルな物語が描けるということにまずは驚く。お金がないというだけで、東京という街の様相はまったくちがって見える。コンクリートジャングルのサバイ…

「こころ」に見るエゴイストの告白

告白をするかどうか 「こころ」の第三章にあたる「先生と遺書」では、先生の暗い過去が語られる。 それは先生の友人Kの自殺に関係する話である。同じ下宿に住んでいた先生とKは同じ相手に恋をする。下宿先のお嬢さんである。 ある日、Kはそのことを先生に告…

小説「彼岸先生」を読んだ

とんでもない映画を見た時の興奮というのはものすごくでかい。僕はそのでかさに対しては一ミリの疑念さえ抱いたことがない。とにかくその衝撃、とんでもなさ、感動、なんとでも名付けようのあるそれにはただただ圧倒されるのみである。しかし、その圧倒され…

【書評】「僕は問題ありません」宮崎夏次系

宮崎夏次系という漫画家を知ったのは、星野源のラジオかなにかをyoutubeで視聴してだった。星野源は「変身のニュース」と作者の宮崎夏次系を推していた。 僕は本屋に走り宮崎夏次系のコーナーで「僕は問題ありません」というタイトルに惹かれてそれを手にと…